漏斗胸について
漏斗胸(ろうときょう)とは、胸部の中心とお腹との境界あたりの、鳩尾(みぞおち)部分が陷凹(かんおう)している症状のことなのです。陷凹している状態がロート状であるところから、漏斗胸(ろうときょう)と呼ばれます。胸の陷凹は、先天的な人と生後陷凹が進む人とがあります。
漏斗胸になりやすい人は、遺伝的な場合と、体型的な特徴がある場合とがあります。体型的には、胸部が薄く痩せ型の人、猫背のように姿勢が悪い人が起こりやすいと言われています。そして進行性のため、成長にともない少しずつ陥没が進んでいきます。
胸が陷凹(かんおう)する漏斗胸の場合は、美容上・見かけ上の問題を除きほとんど問題はありません。心臓の位置が移動し肺が圧迫され、多少呼吸がしずらくなることもあると言われますが、むしろ機能的な面よりも精神面のほうに問題が起こることが多いようです。
漏斗胸(ろうときょう)の人は、そもそも胸が扁平なことが多くあります。これは手術では治りませんので、『見た目』を客観的に判断することも必要です。専門医では、胸郭のCT画像をもとに、陥凹率を算出することができます。手術が必要かどうかは、医師ともよく相談しましょう。
更新日:2009/6/28 23:40:41
