漏斗胸について
漏斗胸(ろうときょう)は、『ろうときょう』と呼ばれる症状です。胸の真ん中がじょうごのように陷凹(かんおう)していることから名付けられました。生まれつき胸が陷凹している先天性の場合と、生後徐々に陷凹していく後天的な場合があり、鳩尾(みぞおち)部分が陷凹します。
漏斗胸は、進行性の症状で成長と共に陥没が進んでいきます。胸部の肋軟骨の成長バランスがあわず、真ん中の胸骨が両側から押される形で陥没すると言われています。漏斗胸の人は体型にも特徴があり、やせ形で胸板が薄く、猫背の人が多く見られます。
眼で見て分かるほどに胸が陥没している漏斗胸ですが、大きく機能低下することはないようです。普通よりも心臓の位置が偏りますが、心臓の働き自体は問題ありません。また、肺も圧迫され膨らみにくくなりますが、呼吸困難にはなりません。病的には問題ないと言われます。
漏斗胸(ろうときょう)の手術をする場合は、小学校入学前がよいと言われています。年齢が進み体が大きくなると、胸や肋軟骨も大きくなり、手術も大きくなります。さらに、この年齢では手術も容易で、合併症も少なくなります。また、矯正効果もこの時期がよいと言われます。
更新日:2010/3/12 23:34:26
