白内障について
白内障というのは、水晶体という目の中にある器官が白く濁ってしまう病気です。白内障にかかると、視力が徐々に低下しますが、これは、カメラのレンズが曇っていると写真がぼやけてしまうのと同じことなのです。白内障になると、周りのものがぼんやりかすんで見えることになります。
白内障では、水晶体の白濁はゆっくりと進行していきます。ただし、一度濁ってしまった水晶体は、放置しておいても透明には戻りません。『抗白内障薬』と呼ばれる白内障の薬は、白内障の症状が進行するのを少しでも遅らせるという程度の効果で、完全に治すわけではないのです。
白内障の治療薬としては、具体的にどのようなものがあるでしょうか?内服薬の例としては、チオプロニン製剤などがあります。この薬品には、解毒作用のほか、水晶体蛋白のSH基を保護する作用や代謝酵素賦活作用を期待することができ、白内障の治療に用いられます。
白内障にかかった場合は、日頃の生活にも細かな注意が必要です。視力にそれほど変化がないからと言って軽視せず、専門家のチェックをきちんと受け続けるようにしましょう。主治医に指示された点眼薬や内服薬などの薬物療法は、頻度を守り確実に行なうことが大切です。
更新日:2010/3/12 23:36:56
